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ホーム植物の基礎

植物とは無数の細胞と繊維質から形成されています。動物に例えるなら細胞は肉、繊維質は骨格のようなものです。
細胞はタンパク質で構成され、タンパク質は窒素から作られています。繊維質は炭水化物で作られていて、これらは二酸化炭素を吸収し光合成によって作られます。
つまり植物は窒素と炭水化物で構成され、どちらが欠けても成り立たないという事です。

植物は土、水、光、空気、養分を得る事で元気に生長します。
中でも一番大切なのは土です。
植物は土中に根を張り、そこから水分や養分、空気を摂取します。
根が病気になればすぐに植物の表情が変わりますし、根が腐ればすぐに枯れてしまいます。
また、土中に張った根が植物を支えます。
植物にとって一番大事な箇所であるのです。
その根は土中にある訳ですから土で植物の生育が大きく変わる事は簡単に想像できると思います。

 土(ソイル)

一般的に良い土とはどんな土なのでしょう?

当店のバイオソイルの所でも紹介しておりますが、簡単に説明します。

□ 団粒構造である事。
 団粒構造の土は排水性、保水性、保肥性、通気性が良い。
 排水と保水、保肥など全く逆の特性を同時に兼ね備える事が可能となり、植物が生長するのに最適な状態となる。

□ 有益微生物が存在してる事。
 有益微生物が有害な菌などの繁殖を抑えたり植物の生育に必要なミネラルなどを生成する。

□ pH(ペーハー)酸度
 一般的な植物はpH6.0-6.5程度の弱酸性を好みます。
 この数値が大きく酸性になれば土中の粘土分に含まれるアルミニウム化合物がアルミニウムイオンになり根を攻撃します。
 また、リン酸と反応し、リン酸アルミニウムになり植物がリンを吸収できなくなります。
 逆にアルカリ性に傾けばマグネシウムや鉄などを吸収できなくなります。
 程度なpHを保つ事で植物は栄養を無駄なく摂取する事が可能なのです。

 

水は可能であれば浄水器を使用し、塩素や不純物を取り除いたものをあげるのが理想です。
更に理想を言えば、その水をpHコントロール剤を用いてpH6.0-6.5に合わせられれば最高です。
また、1日汲置きした水道水でも良いです。


 光

植物は葉の葉緑体に光を受ける事で光合成を行い、炭水化物を生成します。
植物に当てる光はなんでも良い分けではありません。
植物によりますが、一番いいのはやはり太陽です。週に一度でも構いませんので可能な限り太陽の光を与えてください。
太陽の偉大さが実感できるでしょう。
また、HPS,MHランプなどを使用すれば太陽光とまでは行きませんが、充分納得できる結果を得られるでしょう。
しかしランプによっては植物の生育には適さない商品もありますので、商品を選ぶ時は必ず必要な波長が出ているか確認してください。ただ単に明るいだけ(ルーメン数が大きいだけ)では植物は育ちません。(波長などの詳しい説明は商品説明にあります)
幼苗期やクローン初期の段階では殆どの植物はHPS,MHなどの強い光は厳禁で、蛍光灯などの明かりで充分です。
育てる植物によって必要な光量は変化しますので、植物に合った光量、波長を選びましょう。


 空気

植物は日中は二酸化炭素を使い葉緑体で光合成を行い炭水化物を生成します。
その為、植物にある一定量の二酸化炭素を与えると光合成が促進され、生長が早くなり、果実などでは収穫量が増加します。通常、大気中には300ppm(0.03%)前後の二酸化炭素が含まれていますが、これをCo2ボンベやドライアイスなどを使用し、1500ppmまで上げると20?30%程度の生長促進効果が得られます。(3,000ppm以上になると植物、人間ともに酸欠状態となり危険です)
しかし室内栽培の場合、光合成を上げるには二酸化炭素と同じく強い光も同時に必要となります。
逆に夜間は酸素を必要とします。

 養分

植物は約60種類の元素からなりたっており、このうち16成分が必須元素と呼ばれています。
炭素、酸素、水素、窒素、リン酸、カリウム(N,P,K)、カルシウム、マグネシウム、硫黄、鉄、ホウ素、マンガン、亜鉛、銅、モリブデン、塩素。

 炭素、酸素、水素空気や水から吸収し光合成に使われ、炭水化物が生成されます
3大元素窒素葉や茎
リン酸花や実のつき
カリウム根の生長
中量元素カルシウム葉、茎など植物自体を強くします。(病気に対しても強くなります)
不足すれば葉先が枯れたり、茎などが柔らかくなる、根の生長不良が発生します。
植物内で非常に移動が悪く、葉先に行き渡り難い。
よって葉面に散布すると良い。
マグネシウム葉緑体の生成、細胞分裂、核酸、タンパク質合成に必要とされます。
また、リン酸の運搬に使用されるので開花期には必須養分です
硫黄蛋白の構成する
微量元素酸素を運びます
ホウ素カルシウムの吸収を良く、細胞壁を強化します。
また、花芽分化や果実の細胞分裂を促進する
マンガン光合成を行う際に水を酸素と水素に分ける酸化剤となる。
ビタミンCの合成、呼吸作用、窒素の同化など多岐に渡る
亜鉛葉緑素や植物ホルモンの生成に関与する
チロシナーゼ、ラッカーゼなどの酵素を形成する
モリブデン窒素の吸収に関与する
塩素光合成に関与する

以上の要素が複雑に絡み合い植物は生長します。

アミノ酸
窒素と炭水化物が一緒になってタンパク質を作る前の段階で作られるのがアミノ酸です。
植物がアミノ酸を直接吸収可能なら、葉の炭水化物がなくても、植物はタンパク質を作る事ができます。つまり光合成しなくてもアミノ酸があれば植物は成長します。
また、アミノ酸が多く含まれた肥料は、アミノ酸が直接働きかけるので即効性があり、樹勢が衰えたプラントなどに有効です。

 

初心者ガーデナーの失敗しない為の重要な7つのポイント

ここでは、簡単に初心者の心構え的なものを紹介します。
個々の詳しい情報は、当店のHPの他の場所に書いてあります。
あくまでもココでは、初心者の為に、根本的なことを記載しています。

1.植物の最初の成長は、あなたが思っているほど早くありません。

植物が成長し、繁栄する成長のプロセスを見ることは、とても楽しみなことです。
しかし、現実に植物は、いきなり成長する事はありません。
植物は、生き物であることを、忘れないで下さい。
特に慣れていない、初心者は忍耐が必要です。

植物は、一晩で急に成長する事はありません。
どんな状況や環境であっても、どんなに思いを込めても、その事実は変わりません。
成長は過程であり、作物が繁栄に必要な時間が掛かることは、栽培者が理解する必要があります。

病気の植物が、瞬時に回復することは、ありません。
順調に成長させることすら、出来ない栽培者に、病気を見ることが出来るほど、育成は簡単ではありません。
辛抱強く、回復を待てば、植物を救済することは出来るかもしれませんが、状態を無視してプロセスを進めると死に至る可能性が高くなります。

初心者ほど、成長ルームを効果的に正しくセットアップする方法を学ぶことが必要です。
栽培者が、健康で美しい植物を生み出す栽培室を持つことは、良い結果を得る為には必須です。

そして、初心者が一番、理解しなければならないのは、成長の方法について知る必要があるすべてを学ぶには時間がかかるということです。
経験豊かな栽培者になろうと思うと、アドバンスニュートリエント社のHPでは、10000時間(3-4年)の経験が必要とされています。
日本にも似た言葉があり、「水遣り3年」という言葉があります。

いつも、このような記事を読んで、初心者の栽培者にとって最高の栄養素に関するヒントを習得することで、栽培者の成長スピードが飛躍的に向上するでしょう。

2.システム/培地の正しい使用方法

屋内と野外栽培の両方ともに、複数の栽培方法が存在します。
初心者が全てのシステム、媒体の事を理解するのは、難しいかと思いますが、特徴ぐらいは知っておくことは必要です。

野外の場合、その土地の土壌が大きく成長に関わってきます。
運動場のような砂地では、殆どの植物は育ちません。
一番手堅いのは、その場所の土壌を入れ替える、又は継ぎ足すのが良いでしょう。
当店では、BioBizzのALL MixLightMix、CannaのTerraProfessional、フルオーガニック肥料入りのBioSoilなどがお勧めです。

屋内の場合は、成功率を重視するなら、COCO栽培、土耕の化学肥料がお勧めです。
水耕栽培は、管理が難しいですが、初心者ならDWCシステムが簡単で適していると思います

これは、当店の主観的な意見ですが、初心者が理解しなければならないのは、失敗することが一番大きなコストと時間の無駄になるということです。
初心者は収穫出来るのが当たり前と思っているのですが、それはまったく保証された結果ではありません。
失敗を事前に防ぐには、自身の栽培スキルレベルと作物のタイプに一番適しているシステムを選択することです。

3.適した場所の選別

屋外で植物を成長させる場合、いくつかの重要なポイントを念頭に置いて、植えつけて下さい。
草や雑草などの植物がすでに豊富に多い茂っている場所を探して下さい。
自身が栽培する作物も、同じ土壌で成長するからです。
また、川や池など水源の確保も重要なポイントです。
栽培地が、遠く水源から離れると、設備や労力の負担が大きくなるからです。

そして、日当たりが良く、風通しが良い場所を見つけましょう。
また、獣害や害虫にも注意し、適切な場所を選びましょう。

屋内の成長ルームの場合、以下のポイントを抑えることが重要です。
・水質の良い水と十分な電力の確保
・適切な換気量の確保
・温度とそのコントロール方法

成長ルームのセットアップの詳しい解説は、当店のHP、育成テクニックを参考にして下さい。

4.屋内の環境に十分に注意する

屋内で植物を成長させている時、その環境は植物全てに、影響を及ぼします。
適切にコントロールが出来ない場合、安定した収穫には結びつきません。

・光
HPSやMH、LED、蛍光灯、など、育成ランプには、様々な種類と特徴があります。
ライトは屋内栽培では、必要不可欠な要素です。
誤った器具の使用や誤った使い方は、育成を失敗する原因になります。

・温度
照明の僅かな差異が植物の生存率に影響を及ぼします。
温度においても同じことが言えます。
栽培室の温度を簡単に一括して維持できる、設備を整えることは非常に重要です。

・湿度
温度と同じく、一定の湿度レベルを維持することは、育成において不可欠です。
安定性は、植物が健康を保つキーポイントとなります。
植物が、成長するにつれて、異なる湿度レベルの調整が必要となってきます。

適切な換気量を確保した上で、それをコントロールする設備が必要です。
温度ならエアコン、湿度なら加湿器と除湿機が必要ですね。
稀に加湿器も除湿機も、持っていないのに、エアコンで湿度コントロールが出来ていると思っている方います。
現実、無理です。
エアコンでは除湿を掛けても、2%ぐらいしか下がりませんし、どうやって加湿するのでしょうか?

成長ルームに必要な、全体の換気量は絶対減らしてはいけません。
2時間に一度、ルームの空気を入れ替えるのが理想です。
換気量を減らして温度や湿度をコントロールするのは、本末転倒です。

5.成長に関する科学的な重要性を理解する

PHレベルの重要性は、栽培者が絶対に把握しなければいけません。
適切なPHレベルの維持は、栄養不足や病原性微生物の蔓延を回避する重要なステップです。
さらに大事なのは、植物を成長させるために、それらのバランスを保つ事です。

あなたのガーデンに影響を与えるいくつかの要因。
・水
日本は、当たり前のように飲める綺麗な水が蛇口から出てきますが、世界は当たり前ではありません。
RO浄水システムなどの使用は、高価な蒸留水などではなく、バランスの取れた水を得る経済的な方法です。
・肥料
市販の肥料は、含まれる酸性およびアルカリ性の化合物のせいで、PHレベルが不安定になることがあります。
正しい肥料とPHレベルを確認してください。
・培地
水耕栽培では、常にPHレベルは変化しています。
アドバンスニュートリエントのPHパーフェクトテクノロジーは、栽培者がPHレベルを安定に保つことができる1つの方法です。

土壌の場合は、植えつける前に培地のPH値を把握し、調整しなければなりません。
市販の培地でも、PH値を記載してるもので、確認してから使うのが良いでしょう。
当店で販売してる、BioBizzのALL MixLightMix、CannaのTerraProfessional、フルオーガニック肥料入りのBioSoilは、そのままお使い頂けます。

植物が常に理想的な条件で成長するように、あなたが成長している環境内の変数を考慮に入れて考えてみましょう。

6.クローンする方法を学ぶ

植物は人間と異なり、クローンが出来るという特徴を持っています。
人間の細胞は、髪の毛は髪の毛、爪は爪にしかなりませんが、植物は違います。
植物のこの驚くべき性能は、自分自身をクローン化することが出来ます。
現実的には、親木から選んだ枝を取り、環境を整えることで、発根させることが可能です。
簡単なようで、難しい、慣れが必要だと多くの栽培者は、言います。

植物のクローン方法の詳しくは、ドームならコチラ、マシンならコチラを参考にして下さい。

7.収穫量、品質、価値を最大限に引き出す方法を学ぶ

上手な栽培者は、植物の状態を何週目の常態か見極めることが出来ます。
それはカレンダーに記載されている日付ではなく、植物の状態ということ理解しています。
上手な栽培者ほど、育成を始めて、何日たったかは気にしない、どうでもよい話なのです。
大事なのは、現実に今自分のプラントが何週目の状態にあるのかです。
収穫日などは、一週間前ぐらいにならないとわからないのが、現実です。

このことを踏まえると、どれだけ綿密に計算、計画された収穫日であろうと、何の意味もありません。
植物のことを知らないから、収穫日を予測しようとしますが、初心者にそれは出来ません。
出来たとしても、あまり役に立つ情報ではないでしょう。

まず、収穫前の最終段階で、期待したような大きさや品質とは異なる場合、あなたのデーター、栽培方法は間違っていると気付きましょう。
順調な育成ではない場合、悪いのは環境ということになります。
自分の育成環境を見直す、又は間違いを探すことが、成功への近道です。

また作物のパフォーマンスと価値を劇的に飛躍させるために収穫前、収穫中、収穫後の正しい手順を覚えましょう。
・フラッシング
収穫前に作物を洗い流すと、過剰な化合物や老廃物を取り除くことが出来ます。
これは、植物のテルペノイド生成を改善し、ケミカル風味を軽減させる大事な作業です。
・正確な収穫時期
植物の果実や花の成熟状態を観察し、適正な時期に収穫するタイミングを知る必要があります。
ようするに、最大の大きさで、最高の品質を得れる時期に収穫することが大切です。
・熟成と収穫後の処理
キューイフルーツやバナナなどの一部の果実には熟成期間が必要です。
収穫してから、すぐ食べてしまうと、酸味が強くおいしくありません。
最終、製品の形で、報われるよう、収穫後の最終工程を正しく行うことは大事なポイントです。
・剪定
みかんや林檎などの果実のように、日光が当たらないと糖度が上がらない作物もあります。
収穫物に可能な限り最良の光を当てる望ましい外観が得られます。
あなたが使用している剪定道具や、濡れているか乾燥しているかなど、基本なことから考えてみましょう。

最後に・・・

残念ながら短期間で植物を育てるスキルをマスターすることは出来ません。
しかし、その努力は無駄ではありません。
必ずや、あなたの作物にとって、恩恵を与えることでしょう。
上でも言いましたが、栽培上級者が言うには、何らかのスキルを習得するには1万時間の練習が必要だとされています。
それほどまでに栽培者は、努力を惜しまず続けなければなりません。
しかし、植物のことが理解できるようになれば、後の上級者期間は何年も続くと思います。